OA機器販売 >> 落雷対策
雷が鳴り始めたら
雷によるOA機器への影響は以下のものが考えられます。
- 停電によってパソコン等が電源OFF⇒作業中のデータが保存されない。データが壊れる。
- 落雷による過電流でパソコンをはじめ電気機器が壊れる。
故障を防ぐ
電源を落としてコンセントから抜く
落雷による故障を防ぐためには、ゴロゴロと音がし始めたら機器をコンセントから抜くというのが一番ですが、オフィスでの作業中にはなかなかそうも行きません。
サージプロテクタを使用する
落雷時の高電圧を食い止めてOA機器を守る装置です。サージプロテクタ機能付きのOAタップは、見た目は普通のOAタップと同じで価格もそれほど高くないので、導入してみると良いでしょう。 電話回線からの過電流を食い止める装置もあります。
データやシステムを守る
UPS(無停電装置)
バッテリによって電力が供給されている間に、作業中のデータを保存し、パソコンをシャットダウンしましょう。
管理者でなければシャットダウンできないようなサーバは、停電を感知して、管理者がいなくても安全にシャットダウンできるシャットダウンシーケンスを発行するような機種をお勧めします。
UPSについて
UPSの背面にも注意
UPSにはコンセントが付いていますが、2種類のコンセントが付いているものがあります。 バックアップ(+サージコントロール)用とサージコントロール用(保護のみ)です。
バックアップ用に繋げた機器は停電があってもバッテリから電力の供給を受けることができますが、 サージコントロール用に繋げたものは停電時には電源供給が止まりますので、繋げる機器の用途・種類によってどちらのコンセントにつなげるか、注意が必要です。
バッテリには寿命があります
UPSのバッテリには寿命があります。寿命が切れたものはいざというときに役に立ちませんので、すみやかな交換が必要です。
取扱説明書等に記載されているUPSのバッテリ寿命は、サーバールームのようなOA機器にとって快適な環境での寿命が書いてあることが多いです。 一般に周辺の気温が高いほどバッテリの寿命は短くなりますので、一般的なオフィスに置かれているUPSのバッテリはこれより短いと考えた方が良いでしょう。